移動脱水車
コスト&パフォーマンスに優れた、動く汚泥処理プラント。
定置式ならA、B、C全ての下水処理場に脱水機(3台)が必要になり、処理コストが高くなる。
移動脱水車なら、1台でA、B、Cの下水処理場の脱水が出来るので、 コストの削減に繋がる。
移動脱水車の特徴
電源借用が不要
発電機の搭載も可能なので電源を探す心配がありません。商用電源としても使用できます。
煩わしい登録手続きなどが不要
架装から車両登録まで、一貫して行ないます。(新車もしくは中古車でも対応可能)
快適な作業環境を実現
脱水機はもちろん発電機も低騒音。臭気・汚泥の飛散はありません。
移動脱水車の種類
場所や用途に合わせて様々なタイプの移動脱水車をご用意しています。
フィルタープレス型移動脱水車
4t車〜大型車に積載された脱水機により短時間で大容量の汚泥の処理が可能。
高い回収率
SS回収率99.99%と優れた回収率を実現しています。
群を抜く低含水率
ダイヤフラム二次圧搾と脱水助剤により78%以下の低含水率も可能です。
低い維持管理費
脱水作業に消耗品が少なく、維持管理費が極めて少なく済みます。
幅広い有機性汚泥に対応
溶剤の調整により幅広い有機性汚泥の処理に対応できます。
※複数の種類の汚泥に対応するためには一部特別装備が必要です。
多重板式スクリュープレス型移動脱水車
目詰まりしないスクリュー構造、濃縮部と脱水部の二つの構造を有することで、低濃度の汚泥も強力に脱水。
含油汚泥の処理が可能
目詰まりしない構造のため食品工場の加圧浮上フロス等、含油汚泥の処理に最適です。
低濃度汚泥の処理が可能
濃縮部と脱水部を有する構造のため濃縮汚泥は無論のこと、従来の脱水機では困難であった低濃度汚泥(0.3%程度)の処理も可能です。
連続自動運転が可能
簡単な操作で自動運転が行なえると共に、オプションの高分子凝集剤(液状品)溶解装置を使用することで連続運転が可能です。
少ない洗浄水量
目詰まりしない構造のため能力低下を復旧させる洗浄は不要で、脱水部からにじみ出た汚泥を洗浄するための僅かなシャワーリングだけです。
多重板型移動脱水車
ローコスト&コンパクト設計で、狭い場所での作業に適した2t車仕様にも対応。
省エネルギー機構とコンパクト設計
「重力ろ過+毛管現象」を脱水原理とする省エネルギー機構で、小さな設置面積ながら大きな処理能力を有するコンパクト設計になっています。
含油汚泥の処理が可能
加圧浮上フロスなど、ろ布式、遠心式では困難な含油汚泥の処理に最適で、スクリュープレスと同じく高い固形物回収率が得られます。
連続自動運転が可能
ワンタッチ操作で自動運転が行なえます。凝集剤自動連続溶解装置などとの組み合わせで連続した運転が可能です。
少ない洗浄水使用量
目詰まりしにくい「ろ体」構造で洗浄は1〜3時間程度に1回(約7分間)。ベルト式脱水機に比べて洗浄水量は少量です。
メンテナンスフリー
消耗品が少なく、日常のメンテナンスはほとんど必要ありません。
詳細については、お気軽にお問い合わせ下さい。